UTMⅡ トルクメータ Q&A

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回転トルクメータって?
UTM回転トルクメータイラスト
回転軸の間に設置して、軸のねじられる力を計測するものです。
この力をすばやく正確に計れるとしたら、いろんな事がわかってくるんじゃないでしょうか?

 

 

 

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回転トルクメータUTMⅡシリーズとは?

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基本的な質問

Q 01: そもそもトルクって何?
単位説明

A:
トルクとは、軸を回そうとする力のことです。例えば、ドライバーやスパナのような工具でネジを回すときの力に相当します。力を加える位置が、軸の中心から遠いほど、強いトルクが掛けられます。このため、トルクは、力と軸からの距離を掛けた値で表します。通常は国際規格であるN·mが使われます。
ニュートンメートル(newton metre、記号:N m, N·m)は、国際単位系 (SI) における力のモーメント(トルク)の単位であり、1ニュートンメートルは「ある定点から1メートル隔たった点にその定点に向かって直角方向に1ニュートンの力を加えたときのその定点のまわりの力のモーメント」(計量単位令による)と定義されています。

Q 02: 回転トルクメータって何?

A:
身の回りでトルクを測定する測定器としては、トルクレンチなど、ネジの締結トルクを測定する物がありますが、これは、軸が連続的に回転する訳では無く、最後に締め付けるトルクが測定できればいいので測定は比較的容易です。しかし、モーターやエンジン、減速機、ローラーなど、世の中には軸が連続的に動力を伝えて動いている物がたくさんあります。回転トルクメータは、連続的に回転する軸のトルクを測定することができるトルクメータです。

Q 03: UTMⅡってどこがスゴイの?

A:
UTMⅡの魅力はたくさんあります。ご利用いただいているユーザ様からは

① コンパクトである
② 回転がスムーズである
③ 高精度である
④ 耐負荷500%R.O.なので、安心
⑤ 1KHzの高帯域(サンプリングは6KHz)なので幅広いシーンで利用可能
⑥ アンプ内蔵で使いやすい
⑦ 魅力的な価格である
⑧ すぐ手に入る

などの評価をいただいております。

Q 04: RPMって何?

A:
RPMはRound Per Minuteのことで1分間あたりの回転数をいいます。

Q 05: 軸を自分で加工できますか?

A:
できません。軸の部分はセンシング部分でもあり、これを加工することは破損またはトルクメータの性能を損なうことにつながります。

Q 06: 必要な電源は?

A:
DC24Vをご用意ください。(消費電流は100~160mAです)

Q 07: ケーブルは付属されている?

A:
2mのケーブルが付属されています。UTMⅡとの接続側はコネクタ加工されており、反対はバラ線になっています。
 

ご検討時の質問

Q 08: 購入時にユーザにて設定など必要?

A:
UTMⅡは出荷時に既にキャリブレーションされております。フルスケール値に対し±5Vが出力されるよう調整済です。

Q 09: UTMⅡは防水構造になっていますか?

A:
UTMⅡは防水構造になっておりません。密閉構造になっているもののシャフト部からの液体の進入は防げません。
回転トルクメータ「UTMV」は防滴・防錆タイプとなります。

Q 10: UTMⅡの寿命は?

A:
UTMⅡの寿命はベアリングの寿命に依存します。ベアリングの寿命については下の表をご参照ください。
ベアリング寿命表

Q 11: 定期的なメンテナンスが必要?

A:
UTMⅡはスリップリングを使用していないので基本的にメンテナンスフリーです。

Q 12: カタログスペックにある(Typ.)って何?

A:
(Typ.)はTypicalの略で代表値の意味です。

Q 13: UTMⅡで回転数も分るの?

A:
UTMⅡからは、回転数検出のためのパルス信号が1回転あたり4回出力されます。回転数への変換は、外部機器にて行ってください。UTMⅡ専用指示計のTM301TM201はこのパルス信号を回転数(RPM)として表示する機能が組み込まれております。

Q 14: 誤って大きな負荷がかかったら壊れる?

A:
UTMⅡの許容過負荷は500%R.O.です。仮に瞬間的にこれを越えてしまっても直ちに破損には至りません。

Q 15: 真空中で使用できる?

A:
条件にもよりますので、弊社営業担当までご相談ください。

Q 16: 回転トルクと同時に動力を測定したいが

A:
回転トルクと回転数がわかれば演算で動力を求めることができます。TM301TM201には動力の自動演算機能が組み込まれていますので、ぜひご利用ください。なお、動力の演算式は以下の通りです。

動力(W) = 2π × トルク(Nm) × 回転数(rpm) / 60

Q 17: トレサビリティーのため詳細な試験成績書が欲しい

A:
ほぼ対応可能です。試験成績表をお求めの場合は事前にご相談ください。

Q 18: ケーブルはもっと長くならない?

A:
特別仕様ケーブルにてご案内も可能です。弊社営業担当へご相談ください。また、コネクタのみの販売もしておりますのでお客様にてケーブル加工も可能です。

Q 19: 芯出しはどうやってやるの?

A:
一般的には順次、軸をゆっくり回転させながらダイヤルゲージにてズレを確認していきます。

Q 20: 芯がズレていたらどうなる?

A:
ズレの量にもよりますが、UTMⅡが振動します。さらに回転を続けたり、回転スピードを上げたりすると危険ですので、アライメントをチェックしてください。

Q 21: 軸に直接治具をとりつけられる?

A:
基本的にはお勧めできません。正確な計測の妨げになったり、条件によってはUTMⅡ内部のベアリングの寿命を著しく悪くする恐れがあります。

Q 22: 本体は固定しなくていいの?

A:
問題ありません。UTMⅡではむしろ本体を固定しないことをお勧めしております。(周り止めなど安全上の考慮は必要です)

Q 23: 回転させると振動がでるのですが?

A:
ミスアライメントがある可能性があります。またカップリングのタイプについても適当かどうかご確認ください。

Q 24: オルダムカップリングは使用できる?

A:
オルダムカップリングの利用はお勧めしておりません。やむを得ず利用する場合は本体を固定するなど安全を考慮してご利用ください。

Q 25: ドライブとロードを逆につけた場合どうなる?

A:
破損などにつながることはありません。ドライブ側とロード側は、慣性モーメントが違いますので、トルク出力に若干の違いが出ます。正しい取り付けに修正してご使用ください。

Q 26: 耐負荷が500%なので定格容量以上で使用できるの?

A:
ご利用はあくまでも定格容量の範囲内でお願いいたします。耐負荷を500%R.O.としているのは、より壊れにくく、安心してご利用いただけることを考慮しています。

Q 27: 配線を間違えてしまった。壊れたかな?

A:
UTMⅡには保護回路が入っておりますので結線を間違えてしまっても直ぐに破損には至りません。(AC100Vなど大電圧には耐えられません)

Q 28: UTMⅡとTM301TM201を接続した場合、表示可能な最低回転数はいくつですか?

A:
TM301TM201に表示できる最低回転数は15rpmです。これを下回った場合、TM301TM201側が強制的に0rpmを表示するようになっています。
 

Q 29: 推奨するカップリングは?UCM/UCSカップリング

A:
弊社では、ゴムタイプのUTMⅡ専用カップリングを販売しています。これは、弾性吸収体として防振ゴムを使用した物で、回転に伴う振動を吸収するだけでなく、回転バランスも良好で、トルク測定のためのカップリングとして適しています。
カップリング対応表

Q 30: ノイズの影響は受ける?

A:
UTMⅡは、外来ノイズの影響を抑えるための対策を行っていますが、過大なノイズは測定に影響を及ぼすことがあります。

Q 31: 横荷重は吸収できる?

A:
軸への横荷重(ラジアル荷重)は、測定精度を悪化させるだけでなく、ベアリングの発熱を引き起こし、寿命が短くなる場合がありますので、横荷重がかからないようにご使用ください。
ラジアル荷重&スラスト荷重

Q 32: カップリング部分の締め付けトルクは誤差にならないのか?

A:
カップリングの締め付けが弱く、軸とカップリングの間で滑ってしまえば、正確なトルク測定はできませんが、軸が滑らなければ、締め付けトルクは誤差要因にはなりません。

Q 33: 出力のフルスケール値を変更できる?

A:
UTMⅡは工場出荷時にキャリブレーションを行っており、出荷後の変更はできません。接続する機器にてスケーリングして下さい。

Q 34: 外付けアンプは必要?

A:
UTMⅡはアンプを内蔵しており、トルク値は±5Vのアナログ電圧として出力します。外付けアンプは不要です。

Q 35: Nmをkgmに換算するとどれくらい?

A:
下の換算表をご参照ください。
換算表

Q 36: 接続ケーブルは付属してる?

A:
2mの片側バラ線のケーブルが付属します。

Q 37: オプションのロータリーエンコーダの最高回転数は?

A:
4500rpmです。

Q 38: 容量のラインアップが多いが、どれを選択したらよいだろう?

A:
求める計測精度が高くない場合は、安全性を考慮し定格容量の30~50%くらいでのご使用をお勧めいたします。UTMⅡの性能をフルに活かし、定格容量付近でご使用になる場合は、過負荷に十分注意してください。

Q 39: エンジン特性測定に使用したい

A:
エンジンは、振動が大きいため、トルク以外の力がUTMⅡの軸にかからないようにしてご使用ください。TM301TM201を使用すると、トルクと回転数を同時に測定でき、動力も表示できます。

その他の質問

Q 40: UTMⅡはどこで買えますか?

A:
当社は直販のメーカーです。直接お買い求めいただけます。
ユニパルス株式会社 計測営業部 電話 03-3639-6121 Fax 03-3639-6130 までご連絡ください。

Q 41: どのくらいで納品できますか?

A:
UTMⅡはおよそ1週間でお届け可能です。
※一部の高容量の製品については2~3週間かかることがあります。

Q 42: 壊れたら修理できますか?

A:
UTMⅡは構造上壊れにくくなっております。万が一破損してしまった場合は致命的な故障である可能性が高く修理不能となる場合がございますが、まずは弊社営業担当へご相談ください。

Q 43: 特注での製作は可能ですか?

A:
ご要望の内容によります。弊社営業へご相談ください。(内容によってはご提案できないこともありますのでご了承ください)

Q 44: オプションは購入後に取り付けられる?

A:
オプションは全てご購入時の選択となります。納入後のオプション追加はできませんのでご注意ください。

Q 45: カップリングはどこで買える?

A:
弊社でカップリングを販売しております。ぜひご相談ください。